入れ歯も昔とは全然違う!歯科治療の今

永久歯 永久歯を失ってしまった場合、時間が経過しても新たに歯が生えてくるという事はありません。
また、歯を失ったことで生じた空間は残った歯にも悪影響を及ぼすことが知られています。
そこで、失った歯の機能を取り戻すと共に他の歯への影響を最小限にするために装着するのが入れ歯や部分入れ歯であるブリッジと呼ばれるものです。

入れ歯やブリッジというと、見た目が不自然、噛む力を取り戻すことが出来ない、調整が難しい、部分入れ歯を装着するために健康な歯を削らなければならないなど、マイナスのイメージを持つ人も少なくはありません。
確かにこれまでの入れ歯やブリッジはそのようなこともありましたが、近年行われている歯科治療は必ずしもそうであるとは言えません。

近年人気の入れ歯としては、バルプラストやウェルデンツと呼ばれるものがあります。
これは、従来のものとは異なり、金属のバネがなくつけ心地が良い、装着していても他の人に知られることが少ないというメリットがあります。
また、残っている健康な歯を傷つける必要がないということもメリットであると言えるでしょう。

バルプラストやウェルデンツは保険が適用されない治療であるため、費用は保険が適用されるタイプと比べると高くなります。
なお、バルプラストとウェルデンツ、どちらが良いのかというと、好みや費用、つけ心地など何を最優先にするのかによって異なります。

最も大きな違いとしては、ウェルデンツは入れ歯の歯茎にあたる床と呼ばれる部分がないということです。
この床の部分がないため、この部分に食べ物が挟まってしまったり、口の粘膜に当たって痛みを生じるということはありません。
つけ心地も自然であるというメリットもあります。

ウェルデンツのデメリットとしては、前歯もしくは前歯に近い部分に装着した場合には見た目が気になる場合があるということです。
笑うと歯茎が見えるような場合には、隣の歯に引っ掛けている部分が気になる場合もあるでしょう。
ただし、笑っても歯茎がそれほど見えないという場合には、それほど気になることはないかもしれません。

一方、床の存在するバルプラストの場合でも、床は非常に柔らかく保険が適用されるタイプの入れ歯に比べると薄いため、口の動きにフィットすることが出来ます。
また、色も薄いピンク色ですので、前歯に装着した場合でも目立つということは少ないでしょう。

バルプラストの場合、他の歯が抜けてしまったという場合にはこれまで使用していたものに歯を足す事が出来ますので、新たに作り直す手間と費用を節約することが出来ます。
適切な手入れをすることが出来れば、長期間良い状態を継続することが可能です。